Nキングの結婚式

12月1日の上海での結婚式、参加してきました。
一日興味深いこと、楽しいこと、ありました。
写真もたくさん撮ったんだけど、結局は自分のことじゃないし(笑)、極力プライバシーには気をつけることにしているので、たくさんは載せません。と、いうより、よい思い出として、これから、彼と飲むときなんかに「酒の肴」として共有したいなーと思っています。(笑)

式は神前、披露宴は日本とほとんど同じ。料理はうまかった。ただし、日本と違う、面白い風習として、新郎が新婦の家へ迎えに行くという儀式があります。

式当日の朝、9時半ごろ、彼が予約したBMWに乗って、新婦の泊まっているホテルに僕も連れ添って、彼と一緒に行きました。(新婦の家は遠いため、今回はホテルに泊まっていました)

新婦のホテルに着くと、部屋の前に、彼らの結婚を祝福する“邪魔者たち”(ほとんどは彼女の友達)が待ち構えます。彼女たちは、日本語もできるので、日本語と中国語が飛び交い、いろいろと彼に質問してきます。
「彼女を愛していますか?」
「中国語で言ってください!!」と聞かれると、彼は「モーアイニー」と恥ずかしさをこらえ、大声で叫びます。それから、「Love Songを歌って!」なんてリクエストもあり、尾崎豊の「I Love you」を歌いました。

女の子たちや女の人たちがハイテンションで、結婚を祝福するのは、どこの国でも同じなんだなーと思いました。しばらくそんなやり取りを繰り返し、10分くらい経つと、中に入ることを許されます。

中に入ると、ドレスアップした新婦とご両親が待っています。そこで、甘茶を酌み交わし、彼女をお嫁さんとしていただくことを了承してもらいます。ご両親は、テレビで見たことがある、典型的な中国人のご夫婦と言う感じで、穏やかでまじめそうなご夫婦でした。新婦は、明るくてとてもきれいなので、若干僕はアイツに嫉妬心を持ってしまいました・・・・。若干ですよ。

その後、彼が彼女を「お姫様だっこ」をして、ホテルの前で待っているBMWまで連れて行きます。この間、「彼女の体を地面に着けてはいけない」という決まりがあって、彼は必死の形相で、彼女を運びます。(笑)

万が一の事故が起こってはと思って、ホテルのロビーの床は滑りやすくて、ちょっとした段差なんかもあるので、僕は僕なりのフォローをしました。
途中で、疲れて彼女を壁の立てかけるシーンもありました。(笑)
彼女は、細いのですが、ウェディングドレスを着ていて、やっぱり重かったそうです。。そんなこんなで、彼女を車まで運び、その儀式は終わりました。


「お姫様抱っこ」→おめでたいのに、容疑者のような写真になってしまい、すいません。Nキングの許可がもらえれば、目隠しはずします。(笑)


そのあと、神前の式、「あなたは・・・彼女を一生愛し続けることを誓いますか?」という牧師さんのお決まりの言葉に「誓います」と答え、誓約書にサインするというのは、日本と同じでしたが、これは何回見ても泣けますね・・・・。

あとは、上海(中国?)では、結婚の際に二人の写真集を作るというのがあって、これがNキングがかなりすまし顔や不自然な笑顔、、、、若干の合成が加えられていて、これは笑えます。。。(笑ってごめん)。僕はこれを「ヨン様風」と表現します。。。(笑)
男はどうかと思いますが、女の人はモデルのように、かなりきれいに撮ってもらえるので、一生の思い出になるのではないかと思います。
そういえば、彼のお父さんも「日本でもこういう写真集作ったら、面白いなー」なんて言ってました。

僕は、中国での結婚式ということで、若干構えてしまったところもあったけど、基本的には服装は自由。でも、彼女の友達はドレスアップしてきました。中国の方たちは、日本へのビザが取りにくく、日本に来るのが難しいということがあり、今回の結婚式ではかなりの祝福ぶりでした。

Nキングたちは今後、日本で生活することになるのですが、彼のお母さんは若干心配していました。でも、僕は心配していないですけど。

今回の結婚式は、彼はAway状態で、風習や考え方が違い、少し難しいこともあったようです。(まぁ、この話は書かないよーーー)
でも、今度日本でやるときは、HomeもAwayも関係なく、やってほしいな!

呼んでもらえるなら、日本のも行きますよ!今度は4月だね。