為末大

また、同じようなネタになってしまいますが。
400mハードルと言えば、日本人にはあまりなじみのない競技かもしれません。
だけど、彼は世界選手権で2度も銅メダルを取っています。
彼は、昨年の大阪の世界選手権の予選敗退以来、不振で、今シーズンも怪我に悩まされてきました。
僕が今日部屋に帰ってきて、テレビをつけたら、彼の数年間を追った特集をやっていました。

コーチはいません。選手は自分で、コーチも自分という状況。明るい彼ですが、怪我や世界選手権やオリンピックでの惨敗で苦悩する彼の様子を見ることができました。

彼は、日本人が誰も到達したことのない場所にいるので、今は技術的には孤独だといいます。
他の人もそうだと思いますが、考え抜いて、自分の思い描いた姿に近づこうとする。失敗しても、後悔しないところに、記録には見えない彼の姿があると思います。彼は僕より年下ですけど、ヨンパーの選手は僕の憧れだし、尊敬します。

今年の日本選手権は、直前まで満足に走れない中、優勝して、オリンピック出場を決めました。

彼のブログもチェックしています。ブログでも日本選手権は、自分でも不思議な力がでたといっていました。北京での活躍を期待します。若手ですけど、成迫選手も注目です。