国際千葉駅伝

今年から、世界初の男女混合レースになって、日本は初代チャンピオンになった。
4区から6区で区間賞を取った。

世界選手権にも出た、4区の女子高生の絹川さんの走りが素晴らしかった。彼女の走りは、ケニアエチオピアの選手のように軽くて、今までの日本選手の走りの常識を覆すような、つま先走り。トラックでは、スピードの変化が激しく、福士さんでさえ、世界では苦戦しているけど、絹川さんは、そんなスピードの変化についていける資質を持っていて、将来トラックで活躍の期待できる選手だ。それから、とても明るくて、コメントも面白いので、Qちゃん以来の人気爆発の予感がする。

そんな彼女が憧れるのは、5区を走ったワセダの竹澤選手。彼は瀬古さんに憧れてワセダに入ったというだけあって、ストイックな感じのする走り方が、往年の瀬古選手を彷彿させる。竹澤は、本人も「売りはスピード持久力」って、言ってたし、確かにマラソン向きな走りをしてるけど、しばらくは5000m,10000mのトラックで頑張って、世界との差を縮めてほしいなと思う。

最終6区は、ママさんランナーの赤羽さんだった。マラソンでオリンピックチャンピオンになった、ケニアヌデレバ(でも、ヌデレバにあの距離7kmは酷だ)を抜いて、優勝を勝ち取った。ゴール後に子供を抱いていたところに、なんだかほっとさせられた。(笑)
赤羽さんは、なんと出産の2日前まで、トレーニングしていたそう。10000mで北京を狙っている。

男女混合駅伝面白かった。

それから、1区の中央大の上野もずっと注目されている長身の選手だけど、10000m26分台で走る選手にくらいついていったところも素晴らしかった。
竹澤、上野も走る箱根駅伝も楽しみだ。